KBS水原センター3 ~野外セット場の見学~.

過去ブログ「KBS水原センター1 ~入場&室内セット場見学~」


「KBS水原センター2 ~特殊メイク室&クロマキー室&ドラマギャラリー~」
の続きです。

 

⑩野外セット場見学

さぁ、次は、外に出て野外の撮影施設へGO。

なんか廃墟っぽい建物に近づくと

屋外セット場

ドラマ野外セット場の表示が。

屋外セット場

≪このドラマセット場は、1890~1960年時代の光景で、
明洞のチンゴゲ(진고개)等、日帝時代に沢山目にした日本式建物等を見ることができます。≫

あらまた侵略時代の話だわ。
韓国にいると、こういうのがあって、ちょっと肩身が狭い

ちなみに、チンゴゲ(진고개、坂の名称、고개って坂・峠っていう意味)って、ジンゴゲ明洞駅近くにある、ピンク線あたりの忠武路2街にある坂だったんだって。

そして、1914年日本人は「本町通り(혼마치 도오리)」と改名。
電気をこの地域で初めて持ち込み、賑やかな不夜城にしたそう。

1930年10月チンゴゲの先にあるエリア(現在の新世界百貨店本店、地図ではピンク枠)に、三越デパート京城地店を開店。

チンゴゲは、モダン新世代の中心として栄えたそう。

 

さぁさぁ、入りましょう☆

スタッフからは、室内セット場と同じく「壁がハリボテだから、力を加えないように」「中は物置と化しているので、ドアを開けたりしないように」と注意がありました。

屋外セット場

日本ちっくです。

屋外セット場

屋外セット場

ある程度入って、道を突き当たると、

左が 屋外セット場1930年以降の風景。

右が 屋外セット場1930年以前の風景、と説明がありました。

道が塗装されてたり、電柱に照明が付いてたりと、違う風景を楽しんで下さいって。

本当は、ここから1930年以降の町並みを歩くはずだったみたいなんですが、屋外セット場KBSドラマ「파도야파도야」の為の作業↑をしてた為、立ち入れず

路面電車のある街並み、見たかった~(泣)

 

仕方なく、スタッフの言われるまま、1930年以前の町並みへ。屋外セット場

屋外セット場

屋外セット場

屋外セット場

屋外セット場

屋外セット場

屋外セット場わざと左右対称に違う構造で作った建物。

屋外セット場

屋外セット場今は保健所、以前はバスターミナルだった建物。
必要に応じて、看板だけ変えるらしいです。

屋外セット場

これで、あっと言う間の見学ツアー終了。

所要時間1時間の短いツアーでした。

もっと野外セット、歩きたかったです

でも、無料でこんなに見れるんだからとてもお得☆
良い経験にもなりました。

 

番外編 見学パンフレット2枚

見学ツアーが始まる前に待合室にあったパンフレット2枚です。

①1枚目表パンフレット

「雲が描いた月明り(구르미 그린 달빛)」「太陽の末裔(태양의 후예)」「冬のソナタ(겨울연가)」などがパンフレットにありますが、KBS水原センターでは時代劇や日々ドラマ(일일드라마/平日毎日放送するドラマのこと)をメインに撮影してると説明がありました。

②1枚目裏 「制作現場体験」パンフレット順番は違いますが、私たちが回ったコースと同じ内容でした。

③2枚目表 「ドラマ撮影の過程」パンフレット

④2枚目裏 「ドラマツアー」パンフレット右下の地図は、野外セット場です。
私たちは、路面電車のある右半分が見学出来なかったので、ちょっと残念でした