韓国、特に済州のレンタカーは安い

あれ? 私が日本に帰ってきた途端、日本が涼しい・・・
それでも世間は夏ですね。
6月になってから、済州島を検索してる方が多いみたいで、済州島ネタを調べに来る人が増えました。
せっかくなので、4月に行った済州島旅行をUPします。

블루렌트카/Blue rent-a-car(ブルーレンタカー)
所在地 : 済州特別自治道 済州市 空港路1通り 36
      제주특별자치도 제주시 공항로1길 36
      チェジュトゥッピョルジャチ道 チェジュ市 コンハンロ1ギル
アクセス : 済州北エリア・済州空港から車で約4分(空港からの送迎バスあり)
オフィシャルHP : http://jejubluerent.com/
営業時間  : 08:00~19:00
定休日   : ?
TEL    : 064-713-5600

 

済州で観光する際、ネックになるのが移動手段。
島を一周するにはバスや電車での交通手段が乏しく、韓国人観光客はレンタカーを利用する人が殆どです。
だから、済州はレンタカー会社が多く、業界内での競争も激しく、特にオフシーズンの価格競争が激しくなっています。

事前予約

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うちらが愛用してるネットショッピングサイト「クパン」で「済州レンタカー」で調べると、出てくる出てくる。
料金を見ると、1日₩10,00~₩40,000
(約\1,000~₩4,000)とピンきり。

安いのは、一般保険×普通車×オフシーズン
高いのは、完全保険×高級車×オンシーズン
と違いがあるらしい。
完全保険とは、日本でいう免責保障プラン。小さな事故なら自己負担を免除してもらえる代わりに料金が高くなります。

←レンタカー料金表
ex.9/1~10/31平日(日~木)完全車両保険含むコース 24時間₩17,500 1時間6,000

うちらが行ったのは4月上旬の平日3泊4日(32時間)、「2017年のBMW」&「完全保険」で見積もると、24時間₩17,500×3=合計で₩52,500(約\5,250)くらい。

え? 3泊で約\5,300? 安すぎない?
韓国では春休みも終わり、オフシーズンだとはいえ、去年バージョンのBMWがこんなに安いの?
それに、高いプラン(完全保険)だよ?

日本ではありえない安さに、心配なので、連れが電話してみることに・・・。
電話が終わる・・・、どうやら¥5,300くらいで間違いないらしい。
安すぎる価格に不安を残しながら、クパンで予約して行きました(チケットを購入すれば予約完了、その後メールで詳細が連絡されるシステム)。

 

レンタカー貸出

済州空港に到着したら、レンタカーの送迎バスがいる「レンタカーハウス2番区域6番搭乗場(렌트카하우스 2번구역 6번 탑승장)」まで歩きます。

レンタカーハウスの周りには、複数のレンタカー屋の送迎バスが待機していました。
そして、運転手のおじさん達が次々に「どこ行くの?」と聞いてきてくれます。
こんな人懐っこい優しさは、韓国人の良いところなんですよね。
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目的のバスに乗り込みます。
私たち以外にもお客さんが3組くらいいました。

出発すると、すぐ、テレビ画面で、レンタカーの説明が始まります。
内容は忘れてしまいましたが、日本のレンタカー屋の説明と似てたと思います。
スタッフが説明するのではなく、車内のテレビ画面で説明することで、人件費と時間を節約してるんですね。写真

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さぁ、レンタカー屋に到着。
ここは、電気自動車レンタカー専門店。
国内外の電気自動車がいっぱい置いてありました。

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みんなお食事中☆

送迎バスを降りると、「あっちで手続きしてくれ」と誘導されます。
手続きするのは小さな事務所のようです。写真

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私たちの前に3組がサクサクッと手続きをして、私たちの順番になりました。
プランの確認と、サインを1ケ所し、充電カードを1枚借り、旅先でのパンフレットをもらい、充電代(あれ、4日間分₩12,000? 3日間分₩9,000?)を現金決済し、手続き完了。
レンタカー代は、私たちはクパンで支払済の為現地支払無し。
細かい説明は送迎バスで行ってしまったので、スタッフからの説明は無し。
なんて楽なんでしょ~☆

外に出ると、スタッフが私たちのプラン(2017BMW i3シリーズ)を確認するんですが、同じ車が無い!!!
「2017BMW i3シリーズ」はみんな出払っているそう(><)
この管理の甘さ、韓国っぽいですね~。
で、スタッフ、「2018BMW i3シリーズ」を使えって・・・。
え~~~!!!やだよ~~~!!!
2017は黒だけど、2018は青じゃん!
真っ青じゃん、目立って嫌だ~~~(TT)

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心の中で泣き叫んでも、結局、真っ青な2018に

スタッフから、車の傷の確認がありました。
この辺は日本と全く一緒です。
私たちは完全保険プランなので流そうとしてたんですが、「写真撮ったほうが良いよ~」というので、一応写真を何枚か撮りました。

そして、今回お世話になった「2018BMW i3」ちゃん。写真

完全電気自動車なので、ナンバープレートが青いです。
この青いナンバープレートは、2017年6月9日から新規登録された電気車水素車に対し発行されたもので、青いプレートを装着してると、環境に配慮された自動車ということになり、行った先々のスタッフが駐車料や通行料などが減免してくれるプレートです。(白いプレートの環境自動車もいますが、パッと見わかりづらいので、申し出ないと減免にならないそう)
私たちも実際、牛島に行った際、先方から「あ、電気自動車ですね~、無料です~」と言われました

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2018年版なので、新しくて、キレイ~。
電気自動車なので、運転もゲーセンみたいな感じ。
連れはすぐ、運転に慣れました。

 

レンタカー充電

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韓国は、充電タイプが3種類くらいあるらしく、うちらが借りた車は急速充電タイプ。
カードをかざして、充電開始です。
車内の運転手の画面には、充電情報が出ました。
レンタカーの場合、レンタカーを借りる初日に充電代(1日₩3,000)を一括で支払っている為、充電スタンドでの支払いはありません。

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今回 数日乗って、悪いところも少しありました。
メリット:
  ・文句無く、キレイ過ぎ。
  360度カメラなので、物に接近するとアラームが鳴り教えてくれる。
  加速が良い
  急速充電なので、充電が早い。
  ・燃料費(電気代)が安い。この日、済州を半周以上130kmくらい走行して、約¥380。
デメリット:
  ・純正ナビがクソ。万が一日本語対応していても、使いづらくて無理。
   結局、スマホのナビに頼ることに。
  ワンペダル自動車みんなそうなんですが、アクセルを踏まないと進まない。
   アクセルを離した途端ブレーキがかかる設計になってるので、
   渋滞でノロノロ運転の時でも、ずっとペダルを踏まないといけないから余計に疲れる
  ・後部座席のドアを開けたい時、前部座席のドアを開けなくちゃいけない。
  ・電気自動車の充電スタンドが充実してる済州でさえ、思い通りに充電できない時がある。
   (スタンドに行っても誰かが充電中or充電が終わってても車を取りに来ない、など)
  ・まぁ、何度も言っちゃうんですが、色が・・・(><)

レンタカー返却

日本と同じように、近くのスタンドで充電を満タンにして返却します。
済州の場合、済州の繁華街で満タンにすればOKらしいので、私たちは最終宿泊地である済州オリエンタルホテル(제주오리엔탈호텔)の目の前で充電しレンタカー屋に向かいました。

レンタカー屋につくと、スタッフが近づいてきて書類を見ながら速攻で「あっちのバスに乗れ」と。
完全保険タイプなので、傷のチェックなど全く必要ないようです。
成田で何度もレンタカーを借りていますが、こんなに早い業者はありません。
この速さは日本が完敗です

 

結局、最後の日の支払いも無く、3泊4日の済州旅行、レンタカー代は、
「4月平日」&「2017年のBMW」&「完全保険」プランで、
24時間₩17,500×3=₩52,500
充電代(カードレンタル代含む)4日間分₩12,000? 3日間分₩9,000?
よって、₩64,500(\6,450) or ₩61,500(\6,150)
その他、燃料代無し
青ナンバーによる駐車無料の特典が1回あり。

どんなにオフシーズンでも日本じゃ有り得ない安さです
日本人なら国際免許を持って来れば乗れるみたいなので、韓国語がある程度分かる方(英語でもOK、もしくはトラベロコで現地の日本人に通訳してもらうとか)には、是非お勧めします。(ただし、免許取得から1年未満の人はレンタル不可)
私はクパンでしたが、オフィシャルHPでの予約&現場決済もできそうですよ。