日本の運転免許証で、韓国の運転免許証を取得

日本と韓国は、ジュネーブ条約に基づいて、運転免許証の発給をしてもらえるんです。

ということで、コネストのサイトを見ながら必要書類を揃えました。
(コネストさん、ありがとー♡)

「日本運転免許証証明書」の取得 / 日本大使館領事部

さぁ、まず、日本大使館領事部に行って「日本運転免許証証明書」の取得です。

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↑日本大使館の近くにある領事部が入ってるビル。

7階に行ったら、2人の男性スタッフに止められ、空港のような荷物検査があってびっくりしました。

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「日本運転免許証証明書の申請」用紙に記載したら、「在留届」も書くように指示されました。
3ケ月以上韓国に居住する人は「在留届」を提出するんですって。

で、受付のスタッフが日本語できる韓国人らしいんですが、日本語の発音がおかしいんです。
だから日本語が時たま聞き取れなくて苦労しました(TT)

隣では、なにか問題のある申請をしてたみたいで、日本人の奥さんを差し置いて、受付スタッフと旦那さんが韓国語で話してるんです。
ここは本当に日本大使館なんでしょうか?
日本の韓国大使館は、韓国語が流暢な受付スタッフばかりだったのに。。。

私たちは必要書類出し、10分後、「日本運転免許証証明書」を受け取りました。

 

「韓国の免許証取得」の申請 / ソウルグローバルセンター

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当初は、スウォン市を管轄してるヨンイン運転免許試験場でしようかと思ってたんです。

で、ヨンイン運転免許試験場で相談したら「外国免許交換発給時の必要書類」を渡されました。

←「外国免許交換発給時の必要書類」

その中に、「簡易学科試験」の文字がありました!
え~~~!!!試験しなくちゃいけないの???
そんなのコネストに書いてないのにぃ。

もしかしたら、試験場に相談したら、日本は免除されるのかもしれない。。。
でも、紙には明記されてるし、日本でも「韓国の免許証」で「日本の免許証」をもらう時、東京・神奈川は試験無しで、千葉は試験があるっぽい。
場所によって扱いが違うのかも???

もういちいち確認するのめんどうなので、ソウルグローバルセンターで行うことにした私たち。

↓ソウルグローバルセンターのパンフレット
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この写真にはないんですが、部屋にフロアに入ると、ブース毎にそれぞれの国旗が掲げられてて、誰がどこの国担当かすぐ分かるようになってるんです。とても分かりやすい
私たちはもちろん日本のブースへ。
「運転免許証の切り替えで」って伝えると、「あっちですよ」って5m先の受付を教えてもらいました。

教えてもらったところに行くと、そこは韓国語オンリー!!!な運手免許証専用の受付でした。
コネストで記載されてる必要書類を全て提出したら、新しい書類に名前やら住所やら書かされ、日本の運転免許更新の時みたいに身体に関する質問票をチェックしました。韓国語に不安な人は誰かについてもらっていくのが良いのかも。。。

一応、全て記入が終わると、地図と書類を渡され、この病院へ行けと指示をもらいました。

 

身体検査 / ハナロ医療財団

指定病院は、ソウルグローバルセンターがあるビルの道挟んで隣のビル。
2014年5月にOPENした食客村があるビル(コネスト記事:食客村)なので、観光客には有名なのでしょうか?

ビルが綺麗で、びっくりしたのが、エレベーターホールで「上」「下」のボタンがないんです。
それぞれ階層のボタンがあるので、行きたい階層のボタンを押すと、その階に行くエレベーターのランプがつきます。
エレベーターに乗ると、1・2・3とかいう階層のボタンがないんです!
エレベーターに乗る前に押した階層に到着すると、勝手に扉が開く仕組み。(言葉にするとわかりにくいですね、すみません。)
ハイテクなエレベーターを経験させてもらいました。

写真そして、これが指定病院(ハナロ医療財団)なんですが、これまた綺麗!
韓国でも大規模な健康診断専門の医療機関らしく、設備も最新が揃ってるらしいんです。

ちょうどMERSが流行ってるので、まず、病院に入る前、エレベーターホールで熱を測り、アルコールで手を消毒しました。

総合受付に行くと、2階の受付に行けと言われ、2階の受付で持ってきた書類を渡しました。
その後書類を返され、1階の検査室に行けと指示され、1階の検査室で目の視力検査です。

視力検査はCの向きではなく、数字を読むものでした。右だけ、左だけ、そして両目で視力検査が終了。ただここも日本語が通じないので、韓国語初心者は注意が必要です。

次は、別部屋で医師と面と向かって診察なのですが、私は一言も発せず、医師が韓国語で何かを簡単に聞き、旦那が「네(YES)」と答えただけ。
旦那が「この診察必要あるの?」と疑問になるくらい簡単なものでした。

診察が終わったら、2階の受付に戻り書類を渡すと、スタッフがすっごい勢いで書類をコピーしたり、スタンプ押したり、切ったりし始めました。

ここでの診察代は、8,000ウォン。
計30分くらいで身体検査が終了しました。

 

「韓国の免許証取得」! / ソウルグローバルセンター

身体検査が終わったら、病院で返却された書類を持って、ソウルグローバルセンターに戻り、受付のスタッフに書類と申請手数料7,500ウォンを渡し、免許証がその場で発行されました!
日本の免許証は、次に日本に行くまでにソウルグローバルセンターが保管するそうです。

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それにしても、運転試験場以外でも運転免許証が発行されるって不思議。

日本の「普通自動車第一種免許」が、韓国の「二種普通自動車免許」になりましたね。

驚きなのは、有効期限が2025年12月31日。10年更新なんです。これで、国際免許は不要になりました~。

ちなみに、「日本は3~5年で更新になる」って義父に答えたら、「なぜそんなに短いんだ」だって不思議そうに聞かれました。
日本としてみたら、「韓国はなぜそんなに長いの?」って思うんですけど???