放置された製紙工場（烏山市） ～廃墟スポット～
去年秋に見つけた廃工場。
烏山駅に行ったら、目に飛び込んできて、その長年放置された光景に、くぎ付けになりました。
烏山駅前 啓星製紙 廃工場 （오산역전 계성제지 폐공장）
所在地 ： 京畿道 烏山市 烏山洞 637
. 경기도 오산시 오산동 637
. キョンギド オサンシ オサンドン
アクセス ： 烏山駅（오산역）目の前
写真はホームから見える光景をお伝えします。
包装材を供給するための製紙産業施設として1967年建てられたが、その後製紙業界が低迷、2014年に運用が中断され、そのまま閉鎖された工場。
2010年東洋建設産業が敷地を買い取り大団地アパートを建設しようとしたのですが、2011年に会社が法定管理を申請し、結局そのままで放置されてるらしいんです。
放置といっても、今は、正門には警備員がいるらしく、ちゃんと関係者立ち入り禁止で24時間体制で管理されてるよう。
閉鎖直後は、様々なうわさがたち、実際多様な問題が発生した為、立ち入り禁止となりました。よって、現在は敷地内に入れないので、駅のホームからが一番良く建物が見えます。
中には誰もいない様子。
形よく荒れて、とても綺麗に見えます。
そびえ立つ煙突が印象的。
ちなみに、駅をはさんで反対側の東エリアは大規模な工事中。
垂れ幕にはオサン市の市鳥はカラスだっていう表示が（><）
韓国ではカササギが幅を利かせていて、カラスはあまり見ないんです。カササギのほうが凶暴らしいんです。だからカラスは貴重ってことかしら？
この場所、調べてみると、無限城（무한성・捨てられたとか放置された建築物を示す名称 ）リストにありました。
バスターミナル建設を2003年に着工したのに、まだ工事中という場所。１０年以上って。。。烏山市役所・施工会社・施主会社で建設費でもめてるんですって。
烏山ホテルっていう無限城もあるみたいなので、烏山市ってこんなんばっかりなんですね。
——2019.7.4追記———
2018年にオサン駅を通ったら、オサン駅東工事エリアはすごくきれいなバスターミナルが出来ていました。ようやく工事で雑然としてた駅が居心地の良い便利な駅に生まれ変わったようです。
ただ、オサン駅西側の製紙工場跡はそのまま。ニュースにもないっていないようで、開発の目途は全然たっていないようです。