登録文化財52号の旧ソウル市庁舎2 ~3階(市長室)・5階~
3階復元室
復元室は、その名の通り、復元したお部屋のこと。
実際、ここに会議室や市長室があったのは不明なんですが、昔を想像できる空間って良いですね。
企画状況室(会議室)
会議室の入り口には、50年前の1965年に撮影されたソウル市庁と周辺の写真がありました。
この当時ソウルの街を走っていた車たちや徳寿塀の形状、市庁前広場の様子などを確認することができます。
市庁舎の空には「市民の日(4月28日)」を知らせる5つのアドバルーンが浮かんでいて、賑やかな声が聞こえてきそうです。
企画状況室は、ソウル市長舎の心臓部で市場・ソウル市の公務員・専門家・市民の様々な報告を受け、審議決定したところ。
本来、3階の東の端にあったが、秘書室のスペースに移動し再現しています。
この他にも、3階には、行政1.2副市長と政務副市長執務室、大会議室である太平ホールなどがあったそう。
いちいち細工が立派なんですよね。
接見室(応接室)
ソウル市長執務室(市長室)
市長室は解放以降2008年5月までの60年もの歳月を、歴代ソウル市長が使用していた執務空間です。市長室は市庁舎3階中央に位置し、執務室、接見室、秘書席、給湯室、個人トイレ、待合室などで構成されていました。
勝手に座れて、勝手に触れるのがうれしいですね☆
市長になりきって写真を写しちゃいました
あ、うちにあるのと同じ模様の螺鈿だぁ。↑
義父が、鐘路区長や東大門区長をしてた頃のがまだおうちにあるんですㅋㅋㅋ
窓の前のスペースが広っ。猫の昼寝場所に良さそう☆
2階
図書館
施行:小寺組(コデラクミ)
1924.7.10〜1924.10.7 基礎工事
1924.8.23 地鎮祭
1924.11.18 建物工事開始
1926.9.20 工事終了
1926.10.30 竣工式
設計者は建築設計総責任は日本人3人で、岩井長三郎(京城府幹部)、笹慶一、岩槻とされているが、朝鮮人「장연채」も参加している。
復元工事期間
2008.5.20 工事開始
2012.8.31 工事完了
滑車で上げ下げできる窓。
不自然に古い木があるので、何かな~って思っちゃいました。
建築当時、基礎下部の柔らかい地層の地耐力を補強するために使用されたんですって。
カフェ
吹き抜け&階段
そして、建物の中央には立派な吹き抜けが☆
中央吹き抜けの天井ガラスは、当時は無く、リノベーションでガラスに変更したんだって。
建物東側と西側にも、それぞれ吹き抜けの階段。日本の学校みたいだと思うのは、おばさんだから?
東京駅と良い、昔の人は本当にいい物を作りますね。
→続く
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