ヨンスクのロケ地、100年の木のそばで ~日月樹木園~
キョンギ道 スウォン市 チャンアン区 イルウォル
アクセス : 華西駅(화서역)からタクシー or 徒歩約25分
オフィシャルHP :https://www.suwon.go.kr/web/iwarbor/index.do
営業時間 : 9:30~17:30
定休日 : 月曜日
TEL :
駐車場 : 有り
Google地図
NAVER地図(일월수목원)
冬の澄んだ空気に誘われて、水原市の日月樹木園を訪問しました。
入口に並ぶ三本の常緑樹は、赤いオーナメントと白い雪の結晶で飾られ、まるで静かなクリスマスを迎える準備をしているようでした。
入場料
大人(19才以上) 4000ウォン
青少年(13~18才)2500ウォン
子供(7~12才)1500ウォン
スタッフが

スタッフ
って言ってくれたので、自動車運転免許証を提示。
monmonたちは、水原市民割引で入場できました。
ビジターセンターの中に入ると、ガラスの温室が広がっていました。
中央には円形の植物展示があり、天井から差し込む光が葉の一枚一枚を照らしている。
窓際にはクリスマスツリーとガーランドが飾られ、外の湖と木々が背景になって、まるで絵本の一場面のようなステキな風景でした。
日月樹木園の案内図には日本語もあるので、安心ですね^^
早速、目的の温室に向かいましょう。
さぁ、温室に到着です。
温室に一歩足を踏み入れると、外の冷たい空気とはまるで別世界。
ガラス越しに差し込む光はやわらかく、ヤシやサボテン、見慣れない葉を持つ植物たちがその光を浴びて、まるで舞台の上で輝いているように見えました。
実はここに来た理由は、韓国ドラマ「涙の女王(눈물의여왕 )」7話のロケ地だからです。
キムスヒョンが座った緑のベンチが置いてありました。
ドラマ放送後は、ベンチに座るにも行列だったらしいですが、この時はmonmonたち以外、誰もいない。
自由に座っちゃって、貸し切り状態でした。
坂をのぼっていくと、頂上には白い門構えがありました。
冬の樹木園にクリスマスの魔法が重なり、ステキな空間を作り出していました。

もんもん
アーチをくぐり、振り向くと
あーーー、ここはキム・スヒョンが、いない狸の名「ヨンスク」を呼んだあの場所。
実際に目の前にすると、画面越しのシーンがふっと立ち上がり、またドラマを見たくなりました。
さらに奥へ進むと、雪をかぶったように飾られたサンタの小屋が現れました。
赤い帽子の小さな人形たちが並び、白いベンチが「どうぞ座って」と誘っているよう。
ここでは植物を見るだけでなく、写真撮影ができるスペースを提供するサービスが多く、若者向けに意識してるなと感じました。
さっきのアーチから坂を下がるとこちらは、
7話のエピローグでキム・ジウォンが「ここでヨンスクに会ったの。気まぐれで出てくるの」と嘘をつくシーンの道。
ドラマと同じように黄色い花が咲き、「ロケ地はここだよー」って教えてくれました。
(でもさ、ヨンスクはいない、嘘をついてるって設定だと思うんだけど、実際にヨンスクが隠れてるという考察もある。どっちだろ?)
温室を出て、日月貯水池に向かいます。
日月貯水池は、葉を落とした木々と、まだ赤茶色の葉を残す木が並び、季節の移ろいを静かに語っていました。
水面には沈もうとする太陽の光が反射し、風のない午後の静けさが広がっていました。
水原市の北側には貯水池がいくつかあるんです。
それは、水原市は農業発展中心地としての歴史があったためです。
そして、この日月貯水池は韓国ドラマ「梨泰院クラス」のロケ地でもあるんです。
出口に向かうと、梅山小学校から移されたネグンドカエデが、100年の記憶を抱えて保管されていました。
<古木に吹き込まれた新しい息吹>
水原市梅山小学校(매산초등학교)から来たネグンドカエデ(日本での別名トネリコバノカエデ)。
このネグンドカエデは、梅山小学校の校庭で長年子どもたちを見守ってきた木です。
風や強い日差しを遮りながら、子どもたちの笑い声が絶えなかったその木は、約100年の歳月を経て老木となり、保存が必要な状態になりました。
そのため、水原市と日月植物園が協力し、この木を保管するプロジェクトが始まりました。
現在は日月植物園と共にで新しい時を刻んでいます。
推定樹齢約100年でしょ、
それも日本人が建てた水原神社の隣の梅山小学校(日帝時代の名は水原公立尋常小学校)だったら、日本が侵略してる時に日本人が植えたかも。
そんなことを想像すると、大先輩の日本人との接点にロマンが溢れます。
日月植物園は、季節の光と、過去の時間、そして韓国ドラマの余韻が交差する場所でした。
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