雪のバス停から、ドラマの舞台へ② ~ウ・ヨンウ弁護士は天才肌→運勢ロマンス→二十五、二十一~
「雪のバス停から、ドラマの舞台へ①」の続きです。
韓国ドラマ:이상한 변호사 우영우(ウ・ヨンウ弁護士は天才肌)
一番来たかった目的地に到着!
鮮やかなオレンジの店先には、小さな椅子と、黒い看板に書かれた「우영우 김밥집(ウヨンウキンパ店)」の文字。
そう、ここはドラマ「이상한 변호사 우영우(ウ・ヨンウ弁護士は天才肌)」でヨンウが毎朝キンパを食べていた、あの印象的な場所です。

韓国ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」より

実際には「서호김밥(ソホキンパ)」というお店で、ドラマの中ではヨンウのお父さんが営むキンパ屋として登場しました。
雪の中でも鮮やかな外観は、まるでドラマのワンシーンがそのまま現実に溶け込んだよう。
店先の椅子に座ってみると、ヨンウがキンパを頬張る姿が自然と浮かんできます。


訪問したのは土曜日だったのですが、営業していませんでした。
コネストでは閉店(2025/11/8現在)と記載されていますが、では休日情報を掲載しているので、完全閉店ではないようです。ただ、ほぼお休みのごようす。
ドラマではスジェビ(すいとん)が出てきませんでしたが、実際のお店は扱っているらしい。
スジェビ好きの旦那と、いつか食べてみたい。
死んじゃったハルモニん家の近くじゃーん。
화성행궁(華城行宮)、공방거리(工房通り)

雪をまとった華城行宮はめずらしい。

華城行宮から歩いてすぐの工房通りは、カフェや雑貨店、工芸品の店が並ぶ温かみのある通り。
20年前は明らかに、行理団通りよりこの工房通りのほうが賑やかだったのに、今は行理団通りのほうが人が多い気がしました。
この通りには、韓服レンタル店もあり、伝統と現代が自然に混ざり合う空間が広がっています。
韓国ドラマ:운빨로맨스(運勢ロマンス)
こちらは、ドラマ『運勢ロマンス』で主人公たちがデートをした場所として知られています。
ソッテ(솟대)を購入するシーンが撮影された工芸品店は、今もその雰囲気を残していて、ファンにはたまらないスポットです。

ここで撮影されたメイキング映像を見つけました。
雪が積もった通りを歩くと、木製の小物や手作りの雑貨が並ぶ店先が、まるでドラマのセットのように感じられます。
韓国ドラマ「運勢ロマンス」より
ちなみに、行理団通りから華城行宮に向かう途中には、こんなロケ地も通ります。
他にはこちらにも情報があります。
さて、工房通りから、八達山路へ向かいましょう。

山の中腹にむかうので、この坂を登ります。
足が悪い方は無理しないで下さいね。

後ろを振り向くと、水原華城エリアが眼下に広がります。
目の前には、堂々としたグレーの施設:水原第一教会が見えました。

韓国ドラマ:스물다섯 스물하나(二十五、二十一)
通りの先にある門は、『二十五、二十一』のロケ地のひとつ。ナ・ヒドが通った道、ペク・イジンが立ち止まった場所──そんな青春の記憶が、雪に包まれて静かに佇んでいます。
門の上に積もった雪が、まるで過去の思い出をそっと覆っているようで、胸が少しだけきゅっとなりました。

韓国ドラマ「二十五、二十一」より
今回のロケ地はこれで終わり。

坂を下って、八達門へ向かいましょう。
この坂を降りる途中に、ステキな韓屋のカフェ「Memoria Manet」があります。
雰囲気もステキだし、接客もとても良いので、日本人におススメ。
팔달문(八達門)
今回のロケ地めぐりは、水原華城の象徴ともいえる八達門で締めくくります。

水原華城の南門である八達門は、堂々とした石造りの城壁と色鮮やかな木造の楼閣が特徴です。
雪が屋根に積もると、その曲線がより美しく際立ち、まるで絵巻物の一場面のよう。車が通り過ぎるたびに、現代と過去が交差する音が響き、旅人の心をそっと揺らします。
この門は、朝鮮時代の軍事・行政の中心地として築かれた水原華城の重要な構造のひとつ。
雪の中で見ると、歴史の重みと静けさがより深く感じられ、時間がゆっくり流れているような錯覚に包まれました。
近くには、八達門市場や、チキン通りがあります。
ロケ地をめぐったあとは、食事や買い物がおススメ^^

全部で2.1km、普通に歩けば30分のロケ地巡り。
短いけど有意義な時間でした^^



















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