30年営業するディープなホルモン屋でコンブルを堪能　～テハンコプチャン～

2018年6月15日

ソウルで「コンブル（콩불）」という人気店があるらしいですね。
「コンブル（콩불）」とは、「コンナムル（콩나물/豆もやし）」+「プルコギ（불고기/薄切り肉）」の造語で「豆もやし＆薄切り肉を炒める料理」ということ。
このソウルにある店では牛肉で提供してるそうです。

そんな中、水原市には、その前から「豆もやし＆豚バラ肉の薄切り」で既に提供してたお店がありました。
まかないのような存在だった料理を、客の要望で出したのがきっかけなんですって。
コンブルってそんなふうな家庭食に近いお料理だったんですね。

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今回のお店は「南門ロデオ通り」に位置します。
「ロデオ通り」とは、日本でいう「銀座通り」のこと。
だから韓国国内あちこち「ロデオ通り」があり、水原市には、私が確認してるだけで①水原駅ロデオ通り②南門ロデオ通りの２ケ所あります。

南門ロデオ通りは、30～40年前に栄えた通りで、昔ながらの平屋のお店が並びます。
このお店も30年続く古いお店。店内も時代を感じる韓国ならではの雰囲気です。

곱창볶음（コプチャンポックム/ホルモン炒め）　₩10,000
순대볶음（スンデポックム/腸詰炒め）　₩10,000
콩나물삼겹살（【コンブル】コンナムル＆サムギョプサルのプルコギ/豆もやし＆豚三枚肉炒め）　₩13,000

ホルモン専門店のこの店は豚ホルモン炒めがメインなんですが、「常連客がいつも同じメニューじゃ楽しみがないだろう」ということで、スタッフや家族が食べてたメニューを客の要望で提供したのがきっかけのコンブル。
その後、コンブルがテレビで紹介されたことで有名になり、コンブル目当てにくるお客さんも多いんですって。

それにしても、ここ、男性スタッフが要注意です。
入店して「２名」と伝えても、うちらをスルーします。
注文する時も、返事無し。
なんの挨拶も返事もしないから、怒ってるのかな？ってこっちが恐縮しちゃうくらい。
この店に行くときは、接客が悪いと覚悟して行きましょう。

最初に運ばれてきた物の中に、氷水がはいった不思議なボールが。
手を洗うには大きすぎるし、氷がいっぱい入って冷たすぎるし？？？
なんだろうと思ってたら、お冷でした
小さな器にお水を注ぐためのポット代わりなんですって。

炒め作業は、おばちゃんスタッフがやってくれるので、お任せで楽ちんです☆

私たちが注文したのは、もちろん　콩나물삼겹살（【コンブル】コンナムル＆サムギョプサルのプルコギ/豆もやし＆豚三枚肉炒め）　₩13,000×2人前。

三枚肉の油が溜まると、食パンをポンッと。
油を吸わせるんだって～。いやぁ、この店、こういう意味では面白い

三枚肉が焼けたら、一旦これだけで食べます。
たぶん、みんなお肉をツマミにお酒を呑むんでしょうね。
鉄板の下のコンロの下には、たくさんの焼酎の瓶のふたがありました。

半分くらい食べたところで、おばちゃんにもやし炒めの続きをしてもらいました。
豆もやしたっぷり♪
辛さは、調整できるそうで、私たちはあまり辛くないようにしてもらいました。

おしゃべりなおばちゃんが作り終えると、サンチュを巻いて頂きま～す。
辛いよぉぉぉぉ、これで辛さ控えめ？？？
辛さ控えめにしなかったら、どれくらい辛いの？？？韓国人は辛いの好き過ぎです

せっかくだから、炒めご飯も注文。
볶음밥（ポックムパプ/炒めご飯）　₩2,000×1人前

韓国海苔の代わりに、エゴマの葉がたくさん入ったチャーハン。
香草が苦手な人にはちょっと厳しいかな？

１人前だけど、ボリューム多い～。
お腹いっぱいです～、ダイエット出来ない～（泣）

男性スタッフの接客は気に入らなかったけど、おばさんのおしゃべりで気が紛れて、地元の人に愛されるディープなサムギョプサルを堪能できました。
ごちそう様でした☆