草梁イバクギルエリアを守る守護神たち　～草梁堂山～

2020年7月25日

釜山バナシの続きです。
168階段をのぼった後、もうちょっと上に歩いてみました。
すると、可愛いお堂を発見しました。

　　　　　　
168階段より先の上のほう、急で小さな坂道を歩くと、住宅がはりついていました。

そして、ふっと目に入ってきたのは、

小さなお堂が二つ。
可愛い～、可愛い～。
それも本当に小綺麗に管理されてる～。

monmon

住宅地にお寺？

お寺じゃなくて、村の守護神を祀るお堂でした。

村の守護神である堂山神（堂山おじいさん당산할배、堂山おばあさん당산할매）を祀り、村の豊かさと平安を祈願する場所。
２つの建物は1993年4月に改築し、約100年樹齢のエノキ팽나무の下に並んで立っている。
年に２回の満月の日（旧暦3月16日、9月16日）に行われるお祭りが、いつから行われているかは不明だが、地域共同体的儀式として引き継がれており、お祭りの費用は村の人々の寄付でまかなわれている。

まずは、エノキの西側にある建物を覗くと、
堂山ハルモニがいらっしゃいました。

monmon

耳が大きい～、福耳だぁ。
首のシワがあっても、顔にシワが殆ど無い～

美容のハルモニかと思っちゃうくらい、しわが無い綺麗なお顔☆
黄と赤の衣装を着ながら、周りを照らしてくれるようなお姿

次は、お隣にある岩に囲まれたお堂へ。

中には堂山ハラボジがいらっしゃいました。

monmon

ハラボジも耳が大きい～。眉毛長～い。

トラと一緒にいる姿は、やっぱりただ者じゃない感じ。

この姿でお二人はこの街を昔から守ってきたんでしょうね。

ハラボジにお辞儀をして去ろうとすると、同じ敷地の民家から

住民

（ボソボソ）観光客みたいよ・・・

と会話してる声が。
観光客を静かに見守ってくれる住民さんにも感謝です。

アジサイの時期には、近くにアジサイが咲き、雨のお堂も写真映えしそうです。
ロウソクも灯されてて、ちゃんと管理され、愛されてるお堂が見れて良い気分になれました。