骨の奥まで沁みる、大雪の街角で味わうカムジャタン ~マッヌリピョチムカムジャタン~
カムジャタンってご存知ですか?
新大久保に行くと、じゃがいも鍋と翻訳されています。沢山のじゃがいもと、お肉ちょびっとの辛い鍋です。
でもカムジャタンのカムジャは、「カムジャという肉の部分」という説もあり、韓国ではじゃがいもは数個もしくはほとんど入っていません。
よって、ここでは、じゃがいも鍋と翻訳せず、カムジャ鍋(カムジャタン)と訳しますので、ご了承下さい。
キョンギ道 スウォン市 クォンソン洞
アクセス : 水原市庁駅(수원시청역)5番出口から徒歩2分
周辺観光施設 : 水原家具通り、インゲドン、ナヘソク通り
オフィシャルHP :?
営業時間 : 10:00~22:00
定休日 : ?
TEL :
駐車場 : たぶん無し
カムジャタンを1人鍋で食べるとすると、ビョヘジャンクッ(骨付肉のスープ)という名称に変わります。
スウォンの繁華街インゲドンに近いエリア、大雪の中、ホテルに向かう途中でふと目に留まった看板「マッヌリビョチムカムジャタン」。
骨付き肉の煮込み(뼈찜)と、カムジャタン(감자탕)が名物らしい。出入口が古そうな店で、初心者にはちょっと入りにくい印象。ガラス扉の奥には、湯気と笑い声が混ざり合っていました。
勇気を出して入店すると、店内は明るく、お客さんで若い女性もいらっしゃいました。
中に入ると、木のテーブルに鉄板が埋め込まれた席が並び、食後の器がまだ温もりを残していました。
厨房の奥では、店員さんが忙しく動きながらも、常連らしきお客さんと軽く言葉を交わしてる。
壁にかかったメニューには、「감자탕」「뼈찜」などが並び、価格も良心的。
뼈찜/骨付き肉蒸し(辛い味、普通の味、選択可) 大42,000ウォン
감자탕/カムジャ鍋 大39,000ウォン
뼈해장국/ピョヘジャンクッ(1人用カムジャ鍋) 8,000ウォン など
ピョヘジャンクッ(1人用カムジャ鍋) 8,000ウォン
注文したのは、熱々のピョヘジャンクッ。
石鍋の中には、そこまで辛くない赤いスープに、豆もやし、エゴマの粉、青ネギがたっぷり。
スプーンを入れると、骨付き肉がほろりと崩れる。
隣には韓国定番の銀の器に盛られた白ごはん、そしてお肉用のカラシ。
派手な料理ではないけれど、日本じゃ食べれない心にじんわり染みる味。
ホロホロとほぐれる骨の周りの豚肉を丁寧にほぐしながら「ここは当たりだね」と笑うmonmon旦那。
ご飯をスープにひたし、クッパでいただきます^^
韓国に住んでた時と同じような日常感を感じされてくれる空間、ありがたいです。
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