ハルモニのお葬式1日目(4/29)

2019年5月5日

身内の死を話題にするのは不謹慎な行為ですが、「体験したことを記録することで、何年経過しても故人といた最後のシーンを思い出し、故人の冥福を祈ることが出来る。一番悲しいことは忘れ去られてしまうこと。」と思っています。この考えに反対しない方だけ読んでいただければありがたいです。


 

寝たきりになってから8年経過したシハルモニ(義祖母)が、先日99歳でこの世を去りました。
最後のほうは、意識が無く、意思疎通もできず、お見舞いに行っても充実感の無い日々が続いてました。
ハルモニのお葬式は、シハルボジ(義祖父)と同じのうちの家族行きつけ「ソウル聖母病院」で行うとのこと。
そして、私が会場の「ソウル聖母病院 葬儀場(가톨릭대학교 서울성모병원 장례식장)」に到着したのは、4/29 23:10でした。

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23:10なのに、出入り口には人がいっぱい。韓国人は本当に夜型です。

2階の正面玄関から施設に入ると、受付があります。受付の画面を見て、部屋がどこだか探すと、うちは1階の5号室らしい。。。
ちなみに3階は部屋が1つしか無いみたい。絶対、金持ちとか地位の高い人とか芸能人とかに対応する為の部屋なんでしょうね。

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受付のおじさんに更衣室を案内してもらい、喪服に着替え、会場の5号室へ。

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どの部屋も供花がずらーりと並んでました。ただ供花で残念なのは、黄色いユリが全て偽物、仕入れにくいんですね(><)
韓国では、供花以外にも旗の数で、お葬式の大きさが想像できます。
うちは、義父と義叔父の出身校「ソウル大学」「京畿高校」の旗が。ハラボジの時にも同じのがありました。

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入口には、誰のお葬式かモニターで知らせてくれてました。
タイトル・・・故 (個人の名)様
상주/サンジュ(喪主)・・・基本的には故人の子供、韓国では喪主が2名や3名は珍しくないそうです。
자부/チャブ(子嫁)・・・喪主の妻
손/ソン(孫)・・・故人の直系の孫の名を全部表示
입관예절/イックァンイエジョル(入棺礼節)・・・棺に入れる式、4月30日 14:00
장례미사/チャンレミサ(葬礼ミサ)・・・故人&喪主がキリスト教なので、お葬式は教会形式のミサ。4月30日 15:00
출관예절/チュルクァンイエジョル(出館礼節)・・・棺が火葬場に向かう式、5月1日 8:30
장지/チャンジ(葬地)・・・火葬場、서울추모공원(ソウル追慕公園)

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会場についたら、みんなに挨拶し、ハルモニにも挨拶を。
用意してる菊をお供えし、線香を立てて、黙とう。人によっては床に手をついて土下座みたいな挨拶をする方もいらっしゃいました。(私はハラボジの時はした記憶がありますが、旦那がやらなかったのでハルモニの時はやりませんでした)

私が香典を出そうとすると、「親戚は出す必要が無い」と言われちゃいました。

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挨拶が終わると、食事を勧められます。日本と同じで、食事をするのが礼儀だそうです。

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お葬式の時に必ず出るユッケジャン!
ユッケジャンは真っ赤だったんですが、普通にそのへんにあるお店のより全然辛く無くて、すごく食べやすくて美味しかったです♡

そして、私はハラボジの時に義父が用意してくれた黒いチマチョゴリを着て行ったのですが、義父も叔父も叔母も「何年も前の喪服を持ってた」ということに良い意味で驚くんです。
ただ叔母いわく「喪服は1回限り。捨てるかレンタルすれば良いのに」だって・・・。え~、捨てるのぉぉぉ??? でもこの考え方は、全国標準じゃないですね??? だって、喪服を捨てるってどう考えても受け入れられないもの

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韓国ドラマで良く見る「お葬式に女性が頭につける白いリボン」は、叔母が葬儀場の受付でもらってくれました。(タダだからか、ちゃっちい。ハラボジの時より尚更ちゃっちくなってました

 

韓国では3日葬の間、家に帰らないのが普通なんですって。だから、私たちが利用した5号室にもトイレ・洗面台・シャワーが完備されており、故人の長男である義父一家は、葬儀場で寝ることに。男性3人は祭壇のある部屋で、女性2人(私を含む)は真横にある6畳くらいの部屋で、分かれたのですが、なんといっても布団の用意が無い!!!オンドルがガンガン入ってるので、半袖でも全然寒くなかったのですが、座布団の上で寝なくちゃ行けないから、寝づらいったらありゃしない!
売店で毛布を買ってもらって、一応寝ましたけど、さ。マットレスくらい葬儀場で用意してくれても良いじゃんって思いながら、この日は終了しました。

 

 

→「ハルモニのお葬式2日目(4/30)」へ続く