燃灯祭りに向けて ~韓国の派手な提灯たち~
お釈迦様の誕生日が近づいてきました。
水原市でもお釈迦様の誕生日を祝う「燃灯祭り」が毎年行われています。旧暦の誕生日の為、毎年日付が変動するのですが、2015年は5月23日(土)に実施されるそうです。
←2015.05.23水原燃灯祭り(수원연등축제/ヨントゥンチュッチェ)のポスター
そして、水原華城エリアにある水原寺(수원사/スウォンサ)をのぞくと、提灯を派手に飾っていました。
「クリスマスになんか負けない!」なんて言ってきそうな程、派手ですね、派手なのがいい感じです、すごくキレイ☆
水原寺を出ると・・・
水原寺の目の前にある水原川(수원천/スウォンチョン)の川沿いにも提灯が飾られていました。
水原川から華城行宮へ向かいましょう。
華城行宮広場には、お祭りの為に2つの塔の模型が飾られていました。
1つ目は、仏国寺三層石塔(불국사 석가석탑)。国宝第21号。
御存じの方も多いのですが、仏国寺は慶州にある世界遺産。
この模型、夜になるとライトアップしてキレイなんですよ。
説明文の最後のほうに
この塔は「無影塔(影が映らない塔)」とも呼ばれるが、そこには釈迦塔を建てた百済の石工である阿斯達(아사달/アサダル)を探して、新羅の首都の除羅伐にやって来た妻の阿斯女(아사녀/アサニョ)が夫に会えないまま池に身を投げたという悲しい伝説に由来する。
って思ったら、韓国ドラマ「花遊記」に出てくる役!
ドラマとは無関係かもしれませんが、知る人ぞ知る女性の名前だったんですね。
wikiを見ると、「仏国寺に石塔作りに行った夫を待ちきれず、3年後わざわざ妻が仏国寺に会いに行った。しかし、僧侶は2人が逢うことを許さず、池に影が映るからそれまで待てと言う。妻が毎日池で待ってたら、影が映り、その影に抱きつこうとして池に飛び込み、死んでしまった。翌朝、夫が妻の亡骸を見つけ、池に飛び込み妻の後を追った」とか。
これって、意地悪な僧侶のせいじゃん!!!
この伝説が真実だったら、仏国寺ってなんかイメージ悪
2つ目は、仏国寺多宝塔(불국사 다보탑)。国宝第20号
丁寧な説明文があったんですが、ちょっと気になる文言を発見しちゃいました。
ここでも説明文の最後のほうに
多宝塔には日本に国を奪われた悲しみがそっくり入っている。1925年ごろ、日本人が塔を完全に解体・補修したが、これに関する記録が一つも残っていない。また当の中に残っているべき舎利と舎利蔵置、その他の遺物品がすべて失われ、その行方はわからなくなった。そして墓壇の石段の上に置かれていた四匹の石獅子の中で保存状態が一番良かったと思われる三匹が日本に略奪され、これを取り戻すための努力がずんぶん前から行われているが、いまだにその行方は分からない。
書いてあります。
また韓国あるある こんなのがあると日本人は肩身が狭いです(><)
お祭りにはパレードもあるみたいです。
ソウルに飽きたら、是非水原のお祭りもどうぞ☆
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません