水原華城をもっと知りたいなら、地元の子供が必ず行くここがおススメ  ~水原華城博物館~

水原市には、水原博物館、水原光教博物館、水原華城博物館、トイレ博物館地図博物館サッカー博物館とさまざまな博物館がありますが、今日紹介するのは世界遺産の水原華城を紹介する博物館です。

수원화성박물관/スウォンファソンパンムルグァン/Suwon Hwaseong Museum(水原華城博物館)
所在地 : 京畿道 水原市 八達区 梅香洞 49
      경기도 수원시 팔달구 매향동 49
      キョンギ道 スウォン市 パルタル区 メヒャンドン
アクセス : 華城行宮から徒歩で3分
       水原駅(수원역)・華西駅(화서역)からタクシー
周辺観光施設 : 華城行宮水原華城広報館工房通り華紅門訪花隨柳亭
         長安門無形文化財伝授会館水原伝統文化館韓屋技術展示館
         八達区庁、八達門チキン通り、南門市場、八達寺旧富國園 など
     (華城のほぼ真ん中に位置するので、歩いて行ける施設がたくさん♪)
オフィシャルHP : http://www.suwon.go.kr/web/visitsuwon/tour01/tour01-01/pages.do?seqNo=82
コネスト紹介HP:https://www.konest.com/contents/spot_mise_detail.html?id=22231
入場料 :博物館のみ 大人₩2,000
     統合観覧券(水原華城、華城行宮、水原博物館、水原華城博物館)大人₩3,500
   ※3~12月ならたぶん今年もカカオチング登録で入場無料イベントするはず。
営業時間 : 9:00~18:00(最終受付17:00)
定休日  : 第1月曜(月曜日が祝日の場合は、月曜は営業、翌日お休み)
TEL   : 031-228-4242・031-228-4201
駐車場  : 有り

       
八達区庁舎と同じ敷地にあり、水原華城のほぼ中心に位置する「水原華城博物館」。
写真

1997.12.6 世界文化遺産に登録されたのをきっかけに造られ、水原華城を中心に正祖(イ・サン王)や水原の文化に特化した韓国国内で唯一の城郭がテーマになっている博物館です。

入場料が必要ですが、カカオチング登録者なら無料で入れます。毎年3月頃、無料イベントが発表され、その年の年末まで割引になるシステムです。余裕のある方は、無料イベントの発表を待って水原華城に行くとお得ですよ。


もちろん、もんもんも入場無料で見学開始~。

写真

ここは小学生が学習の場として活用されている施設なので、模型が多く、写真撮影も自由、あまり硬苦しくないのが良いですね。

写真

そして、見学始めのコーナーでは、写真華城築城の過程や詳細が書かれた「華城城役儀軌」という本が登場。
知ってる人は知ってるのですが、今ある華城ってほぼ復元なんです。
昔からあるものじゃないので、歴史好きな人にとっては「建造物が新しく、綺麗すぎて、歴史を感じない」と指摘があるくらい。よって、1997年の世界遺産登録も難しいと言われた時もありました。
ただ、「イ・サン王が残したこの華城城役儀軌をもとに忠実に再現した」ということが認められ、無事世界遺産登録となりました。イ・サン王の命が無ければ、水原華城はこんなに注目されなかったでしょう。

そして進んでいくと、写真なぜか日本の姫路城が!!!
気になる方は是非、博物館へ行ってみて下さいね

写真

写真

左:市廛
新都市の華城には、築城と共に道路が新しく整備され、中央に交差路である「十字路」ができた。十字路は、南側には八達門、北側には長安門、西側には行宮、東側には青龍門に繋がっていた。獨占証人である市廛は、十字路の周辺で活発な活動をし、首都圏の商業流通の中心になった。

右:萬石渠と屯田
水原の北側に造られた萬石渠と屯田の様子。萬石渠にある水門を通って入ってきた水を、農夫が水車を利用し田に引き込み、田植えをしている。

萬石渠は、イ・サン王の農業改革により作られた貯水池。現在は、一部が公園になっており、春は桜道が出来、住民の憩いの空間になっています。


写真

写真

写真

左:落成宴
1796年10月16日、華城行宮の洛南軒で開かれた華城完工のお祝いの様子。工事に参加したすべての人々のために飲食と踊り、音楽が用意され、とても楽しい様子がうかがえる。

右:すべての百姓を愛しむ
華城での四日目、母親の還暦を迎えた喜びを百姓たちと分かち合うため、行宮の正門である新豊楼で、四民(男やもめ、寡婦、孤児、独者)50余名と賑民(貧乏人)261名に米を支給した。

イ・サン王は、幼い頃父親の無念の死を経験してるからか、すごく母親思いで、弱い人思いの人だったみたい。もんもんは、歴史が嫌いだし、どや顔の日本のお城も好きじゃ無いんですが、この王の人柄には惚れちゃいます

写真

写真

写真

華城城壁の模型があると思ったら、石が落ちてきそうで怖いわ(><)

写真

写真

そして、最後にはこんなメッセージが。写真

華城が完成したにもかかわらず、イ・サン王の死により、華城が理想郷のままで終わってしまった水原。イ・サン王は死ぬ時、すごく無念だったんでしょうね。。。

 

博物館が終わったら、お土産コーナーへ。写真水原華城関連のお土産グッズがたくさんあります☆

お土産コーナーの真横には、カフェスペースも完備。写真

市で行っているカフェなので、ドリンクの価格も安めです。写真

 

模型を通して、築城当時のことを想像できる施設でした^^

ちなみに、小学生や幼稚園生の団体に遭遇すると、めちゃくちゃ賑やかで落ち着きませんので、覚悟してくださーい